







著者: ハッチ
人は生まれた時はみな一緒だと言うがそうじゃないと思うような人も存在する。 悪意をもって近づき、気が付いた時にはその悪意に絡め取られている。 そんな存在のような少年は、とあるクラスメイトに目をつけていた。 元々友達がいない奴だ。ちょっと友情をちらつかせただけですぐに仲良くなった。 だが少年の狙いはこいつではなく、その妹だ。 こいつは妹と不適切な関係を持っており、まずはそこを切り離すことが優先だ。 そこで次に目をつけたのは一人のイジメを受けている女子だった。 彼女を引き込みこいつに与えることで妹との関係を断ち切らせるのだ。